- 派遣のオンライン登録(web登録)のデメリットは?解決策はある?
- 派遣登録では、オンライン登録と来社登録があるみたいだけど、違いは?
この記事では、このような悩み・疑問に答えていきます。
実際に私は派遣で育休中に、自宅で赤ちゃんが昼寝中にオンライン登録をした経験があるのですが、メリットが多いと感じました。
この記事では、最終的に「おすすめの派遣登録は来社?オンライン?どちらなのか」についてもまとめていきます。
派遣でオンライン登録を検討中だけど、来社登録にしようかどうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
オンライン登録(web登録)とは?
オンライン登録(web登録)とは、スマホやパソコンからオンライン上で派遣登録ができる方法です。
オンライン上で登録する情報は、主に次のような内容です。
- 氏名、生年月日、性別
- 電話番号、メールアドレス、住所
- 職歴、資格、スキル情報
- 希望条件
- その他:顔写真、本人確認書類の画像のアップロードが必要な場合もある
オンライン登録(web登録)のメリット
- 来社する時間・交通費をかけずに派遣登録ができ、すぐに求人応募ができる
- 育児中などで外出がしづらい人でも自宅で派遣登録ができる
- 派遣を検討中の段階でも気軽に派遣登録しやすい
派遣会社によって多少違いはあるものの、オンライン登録(web登録)は5~20分程度の短時間で派遣登録ができます。
そのため、オンライン登録(web登録)はここ数年で主流になりつつあります。
私が派遣で働き始めたころ(10年以上前)はまだオンライン登録(web登録)がなく、来社登録のみでした。
なので、都市部にある大手派遣会社に出向く往復の時間もかかるため、1社に派遣登録するのに1日がかりでした・・・
オンライン登録(web登録)のデメリット
- 採用されやすい就業条件を相談できない
- これまでの職歴を活かす職種などを直接教えてもらえない
- 手厚い福利厚生・スキルアップ講座があるのに自分で調べるしかないため情報が偏る
3つのデメリットに共通することは、「派遣会社のスタッフに会って直接相談ができない」ということです。
次の項目で、私の体験談をもとにオンライン登録(web登録)のデメリットの解決策をご紹介します。
【体験談】オンライン登録(web登録)のデメリットの解決策
ではさっそく、オンライン登録(web登録)のデメリットの具体的な解決策を3つご紹介します。
ご紹介する方法(サービス)は、全て無料です。
なので、よりよい職場で働くためにもここでご紹介する大手派遣会社の手厚いサービスを上手く利用してみてくださいね。
解決策①:コーディネーターに就業条件の相談をする【電話等】
デメリット①:オンライン登録では「採用されやすい就業条件を相談できない」
→解決策①:地域のコーディネーターに就業条件の相談をする【電話・メール等】
派遣歴が長い人でも意外と知らないことなのですが、大手派遣会社では地域別にコーディネーターが配属されていることが多いため、電話やメールで直接相談をすることができます。
実際にわたしは派遣で2人目の育休中に夫の転勤で地方に引越しをしたため、土地勘が全くない東北地方で仕事探しが不安でした・・・
ですが、電話で派遣会社の地域のコーディネーターさんから
「◯◯大学病院、◯◯銀行(地方銀行)などで主婦の派遣さんが多く働いている。14時までの派遣パートも求人がある」
などと、かなり具体的に通勤圏内の求人傾向を教えてもらうことができました。
結果的に、派遣会社のコーディネーターさんに電話相談したことで、採用されやすい就業条件を設定することができました。
解決策②:キャリアカウンセラーに職種・仕事内容の相談をする【電話・メール等】
デメリット②:オンライン登録では「これまでの職歴を活かす職種などを直接教えてもらえない」
→解決策②:キャリアカウンセラーに職種・仕事内容の相談をする【電話・メール等】
大手派遣会社では、専門のキャリアカウンセラーがいる場合が多いです。
なので、今後やりたい仕事内容やこれまでの職歴を活かせる仕事選びなど、ライフプランをかねてキャリアカウンセラーに相談することができます。
私は、実際にリクルートスタッフィングでキャリアカウンセリング(電話)を受けたことがあります。
一番おどろいたことが、派遣で働くことを前提に相談するというわけではなく、もっと広い視野で相談ができたということです。
いくつか紹介すると、次のようなこともキャリアカウンセラーさんから教えてもらいました。
- 今需要がある職種、資格
- 公的な育児サービス
- これまでの職歴を生かしたいなら派遣だけでなく地元の中小企業の求人も視野に入れてみる
なので、
- 派遣で初めて働く方
- 育児と仕事の両立が不安な方
- これまでの経験をいかす仕事を検討中の方
などは、キャリアカウンセリングをしてみると良いと思います。
解決策③:総合窓口ですぐに使える福利厚生・スキルアップ講座を聞いてみる【主に電話】
デメリット③:手厚い福利厚生・スキルアップ講座の情報が偏る
→解決策③:総合窓口ですぐに使える福利厚生・スキルアップ講座を聞いてみる【主に電話】
大手派遣会社の福利厚生、スキルアップ講座は無料とは思えないほど充実しています。
しかし、オンライン登録だと具体的な説明がなく、自分で派遣会社のホームページで確認するしかありません・・・
ですが、派遣登録後は総合窓口に電話すれば、例えば次のようなことがわかります(一例です)。
- 就業前でも使えるサービス
- 定期健康診断の内容
- セミナー、スキルアップ講座の受け方(人気、新着の講座)
- 資格講座の割引情報(外部の専門学校)
- 有給の発生時期、申請方法
- 派遣の働き方での素朴な疑問
私が長年お世話になっているリクルートスタッフィングは、大手企業リクルートのグループ会社なので、福利厚生がリクルートの正社員なみに充実しています。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
大手派遣会社ではどんな福利厚生があるのか、参考になると思います。
来社登録とは?
来社登録とは、派遣会社に直接出向いて派遣登録する方法です。
オンライン登録との大きな違いは、担当スタッフと直接話をしながら手続きを進めることです。
具体的には、次のような内容になります。
- 派遣の働き方(ビデオ視聴)
- パソコンで職歴、資格、スキルの入力(来社前に自宅でネット入力も可能)
- スキルチェック(パソコンのタイピング等)
- 専門スタッフとの面談
来社登録については、こちらの記事で詳しくまとめています。
来社登録のメリット
- 派遣の働き方に関する不安や悩みをその場で解消しやすい
- 手続きの漏れがないか、担当者がチェックしてくれる
- 専門スタッフに就業条件などを相談できる
- 面談の最後に、仕事の紹介を受けられることがある
派遣が初めての方や早く働きたい方にとって、来社登録はメリットが多いと思います。
来社登録のデメリット
- 派遣会社に出向くために、往復の時間や交通費がかかる
- 来社の派遣登録の所要時間は、1時間〜1時間半ほどかかる
- せっかく出向いたのに、自分の希望する職種の求人が少なく紹介を受けられず時間や労力が無駄になることもある
派遣の来社登録がおすすめな人
派遣の来社登録がおすすめな人は、次の通りです。
- 派遣で働くのが初めてで不安な人
- 派遣の仕事内容について直接話を聞きたい人
- できるだけ早く派遣で働きたい人
- 派遣会社の雰囲気を知りたい人
派遣のオンライン登録(web登録)がおすすめな人
派遣のオンライン登録(web登録)がおすすめな人は、次の通りです。
- 忙しい・育児中などで派遣会社で来社登録ができない人
- すぐに求人検索して応募したい人
- 派遣の経験があり、派遣登録を手早く済ませたい人
- 働き始める時期は未定だけど、とりあえず派遣の仕事について知りたい人
まとめ
私は、来社登録とオンライン登録のどちらもしたことがあるので、それぞれのメリット、デメリットを実感してきました。
個人的には、オンライン登録は手軽にできるので便利だなと思います。
ただ、オンライン登録のデメリットは「直接相談ができないこと」です。
そのデメリットを解消するために本記事では私の体験談を交えながら、大手派遣会社に派遣登録完了後に利用できる手厚いサービス(無料)を3つ紹介しました。
記事冒頭でも触れましたが、2020年9月からリクルートスタッフィングでは、オンライン面談をスタートしました。
オンライン面談は、オンライン登録完了後に希望者にのみ電話やビデオ電話で直接相談できるサービスです。
来社登録のように専門スタッフに相談ができるため利用してみると良いと思います。
>>リクルートスタッフィングの登録は、オンライン登録?来社登録?どちらが良いか【オンライン面談についても解説】
>>公式:リクルートスタッフィング
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