派遣は履歴書・志望動機が不要!だけど注意点が3つある!

派遣登録〜採用

一般的に、転職などをする際には「履歴書」や「志望動機」は必要ですよね。

では、派遣で働く場合はどうなのか?

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

答えは、「派遣の場合は、履歴書も志望動機も用意しなくて良い」です。

ですが、注意すべきポイントが3点あります。

それは、

  • 派遣で履歴書・志望動機が必要ない理由
  • 派遣で働く場合に本当に必要なもの
  • 職場見学では事前に志望動機を用意した方が良い理由

です。

この3つのポイントは、これから派遣で働こうと思っている方にとって、必ず知っておいた方が良いことなので、最後まで読み進めてみてくださいね。

派遣で履歴書・志望動機が必要ない理由とは?

派遣で働く場合、まず各派遣会社へ派遣登録をするのですが、派遣登録する際に履歴書や志望動機は必要ありません。

理由は、2つあります。


一つ目は、派遣会社は「派遣登録した派遣社員を、就業条件などがマッチする企業へ派遣する」という役割を担っているだけで、あくまで紹介者だからです。派遣社員は、派遣会社の部署で直接働くわけでないから、とも言えます。


二つ目は、派遣登録をする際に、パソコンで職務経歴を入力するのですが、職務経歴は「年月日と簡単な職務内容」だけなので、がっつり履歴書を作り込んでいく必要がないからです。


そんなわけで、これから派遣で働こうと思っている方は、履歴書・志望動機を準備しなくて良いですよ(^^)

もしかしたら、派遣会社によっては派遣登録の際に、派遣の登録をしようと思った理由などを聞かれるかもしれません。
「求人数が多いと聞いたので」「サポートが手厚いと聞いたので」などと、普通に受け答えしていれば特に仕事の紹介に影響があるわけでないので、心配しなくて大丈夫です。

「派遣登録」で本当に必要なものは?

ここでは、派遣登録時に本当に必要なものをまとめていきます。

簡単な職務経歴書(メモ書きでもOK!)

派遣登録をする際に、簡単な職務経歴書があると便利です。

理由は、これまでの職務経歴をパソコン上で入力するからです。自分用なのでメモ書きでもオッケーです!

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

なので、特に複数回の転職をしている方は、「年月日・会社名・仕事内容」を書いた簡単な職務経歴書を持参すると良いですよ。


また、派遣登録の後半でコーディネーターさんと話をしながら就業条件を決める際にも、手元に職務経歴書のメモ書きがあると便利ですよ(^^)

経験・スキル・資格(メモ書き)

派遣で働く上で「経験・スキル」はすごく重視されるので、派遣登録の際はこれまでの経験・スキルなども派遣会社にしっかり伝える必要があります。

なので、資格保有・正社員の経験だけでなく、アルバイトやパートの経験でも良いので、大小問わず自分の経験から得たスキルなどを伝える準備をしておくことをおすすめします。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

職務経歴の用紙に、例えば「電話での顧客対応」「エクセルでの集計業務」などと、具体的な経験・スキルを書き込んで用意しておくと良いですよ(^^)

派遣会社は派遣社員の経験・スキルを詳しく知った上で、勤務先に派遣社員を紹介したいと考えています。

お互いに納得した上で働いた方が良いですし、「こんなはずじゃなかった・・・」というミスマッチを防ぐためです。


希望の就業条件(メモ書き)

派遣登録をする際は、ざっくりとでいいので、希望の就業条件を考えておくと良いです。
(メモ書きを持参すれば、コーディネーターさんとの話がスムーズに進みます)

理由は、「なんでもいいから仕事したい」という感じだと、実は仕事が決まりにくいからです。
派遣の求人は、おどろくほどたくさんあり、迷ってしまうからです。

でも、自分一人で具体的に就業条件を決めるのって実は難しいですよね。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

なので、実際に私は、派遣登録の際にコーディネーターさんと話しをしながら就業条件を決めることが多いです。

これ、おすすめの方法です!

私の場合は、とりあえず、

  • 仕事内容(事務系?接客系?)
  • 勤務場所(通勤時間の許容範囲)
  • 時間帯/残業は?
  • 時給

など、ざっくりと自分で考えておいて、あとはコーディネーターさんと相談しながら「具体的な職種」「業界」などを決めていきます。

コーディネーターさんは、これまで数多くの求人を取り扱い、派遣社員の就業条件についても熟知したプロです。
派遣ならではのサービスですし、相談しないなんてもったいないです。派遣のメリットをうまく活用しましょう!


派遣の職場見学では「志望動機」を考えておいた方が良い!

ここまでは、「派遣登録」で履歴書・志望動機が必要ないと話してきました。

ですが、職場見学では「志望動機」が必要になることがあるため、理由・対策について詳しくご紹介します。

まずは、職場見学とは何か?、を説明したあと、志望動機についてまとめていきますね。

職場見学ってなに?事実上の面談です!

まず、派遣で採用されるまでの流れから説明すると、

  1. 派遣登録
  2. 求人に応募
  3. 職場見学
  4. 採用決定

です。

職場見学は、採用前に派遣会社の担当者と一緒に「応募した勤務先を訪問する」段階で、志望動機を聞かれることも多いため「事実上の面談」と言われています。

ですが、実は派遣法では勤務先の企業が派遣社員を採用面談することは禁じているので、一般的な転職の面談のようにじっくりいろいろ聞かれるわけではなく、話の流れの中で「志望動機」を聞かれる感じです。

なので、職場見学では、「どうしてこの求人に応募したのか?」という志望動機を考えておいた方が良いです。


「志望動機」は、派遣会社の担当者からアドバイスをもらおう!

職場見学の準備として、志望動機を考える際は、派遣会社の担当者にアドバイスをもらうのがおすすめです。

理由は、派遣会社の担当者は「勤務先で求められている人・スキル・条件」を把握しているからです。

私も職場見学の前には、必ず派遣会社の担当者にメールか電話で

  • どんな企業か、どんな業務をやるのか詳しく教えて欲しいです
  • 志望動機についてアドバイスをいただきたいです


などと、聞いたりしています。

そのおかげで、職場見学ではしっかりと志望動機を話すことができ、これまで職場見学のあとに不採用になったことは一度もありません。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

なので、一人で悩まずに派遣会社の担当者にアドバイスをもらって、職場見学の前に志望動機を考えておくと良いですよ(^^)

まとめ

今回の記事、いかがでしたか?

派遣では履歴書・志望動機が必要ないものの、派遣では大小問わずスキルや経験を派遣会社に伝えることが大事であること・職場見学では求人に対する志望動機は必要になること、などをご紹介しました。

私が派遣で働き始めたころは、この記事で紹介したことが理解できてなくて遠回りしたので、これから派遣で働く方のためになればと思い書かせていただきました。

少しでもお役に立てれば嬉しいです(^^)

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