派遣に向いている人、向いていない人とは?派遣歴10年の私が経験談を交えて解説!

働き方の悩み

派遣で働いてみようかな、と思っても「自分は派遣に向いているのか、向いていないのか」はよくわからないですよね。

そこで今回は派遣歴10年以上の私が、派遣に向いている人、向いていない人について経験談を交えながらご紹介します。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

実際に私のように派遣に向いている人もいれば、派遣が向いていないため6ヶ月で派遣をやめて正社員になった友人もいます(派遣会社の紹介予定派遣を使って正社員へ)。


なので、この記事を最後まで読み進めて、自分が派遣に向いているかイメージしてもらえればと思います。

派遣に向いていない人

まずは、「派遣に向いていない人」についてまとめていきます。

コミュニケーションがすごく苦手な人

派遣では、一つの部署で働ける最長期間は3年までなので、新しい会社や部署になった時にコミュニケーションがすごく苦手だと辛いと感じるかもしれません。

なので、コミュニケーションに極度のストレスを感じるのであれば、派遣はやめた方がよいです。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

ですが・・・実は私、あまりコミュニケーションは得意ではありません。


そんな私でも、派遣では新しい職場で1ヶ月ぐらい経てば仕事に慣れてきて人間関係にストレスを感じることはあまりなかったです。

なぜかというと、派遣では業務内容は割と明確で、新しい会社や部署であっても一定の人間とのやりとりがメインになりますし、派遣の人付き合いは割とさっぱりしているからです。

「私もコミュニケーションが苦手」という人の参考になれば幸いです。

責任ある大きな仕事がしたい人

責任ある大きな仕事をしたいのであれば、正社員を目指した方が良いので、派遣には向いていないと言えます。

ただ、何を基準に「責任ある大きな仕事」と言えるかは、職種によっても実はけっこう異なりますし、個人の受け止め方にもよりますよね。

例えば、私も経験したことがある派遣の営業事務で、数百万円の発注作業の補佐を担当することを「責任ある大きな仕事」と感じる人もいれば、感じない人もいます。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

私は実際に、数百万円の発注作業の補佐を担当した時に、営業さんの初歩的なミスを発見して誤発注を防止できたことがありました。

私は、「責任ある大きな仕事」は望んでいませんが、派遣という働き方はこの例のように「やりがい」が適度にあると思います。


キャリアアップしたい人

派遣では、正社員のようなキャリアアップは期待できないため、そこを重視する人に派遣は向いていません。


もし、派遣の制度をフル活用して正社員を目指すなら、「紹介予定派遣」がおすすめです。

紹介予定派遣は、正社員を前提にして半年間は派遣で働いてから正社員になるかどうかを決めるというものです。

30代、40代になると、一般的な方法で正社員へ転職するのは厳しくなるので、キャリアアップしたいなら紹介予定派遣を使うのも一つの手です。

年収を早くあげたい人

派遣では、簡単に時給・年収があがりません。

というのも、派遣では働き始める時点で時給が高いので、時給があがりづらいんです。

実際に私も時給があがった経験は少なく、派遣では正社員のように定期昇給・ボーナス・インセンティブもないです。

※派遣では年収がすぐにあがらないものの、サービス残業や休日出勤や付き合いなどがない分、本当に働いた分のお金がもらえるので、効率よく稼げるというメリットもあります。

派遣に向いている人

私が派遣で10年以上働く中で、「この人は派遣に向いているな〜!」と感じた経験から、派遣に向いている人の要素をまとめました。

自分の時間を大事にしたい人

派遣は、プライベートな時間を大事にしたい人に向いています。

派遣なら定時でサクッと上がれるので、自分の時間を大事にすることができます。

何より、派遣の場合は仕事探しの段階で「残業の程度」をしっかり確認できるのがメリットでもあります。

なので、残業なし、という仕事を選べば定時で上がれて計画的に動くことができますし、逆に残業が多い仕事を選べばがっつり稼ぐこともできます。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

実際に私の場合は、育児を優先しながら仕事をしたいと思っているため、残業がない仕事を選んでいます。

残業がない仕事であれば、生活が不規則になったり夜遅くなることもなく、子供の生活リズムを保てます。

このように、派遣は自分の時間・家族との時間を大事にしたい人に向いています。

新しい環境が苦手じゃない人

新しい環境が苦手じゃない人・ドキドキな状況も楽しめる人に派遣は向いています。

上で書いたように、派遣では同じ部署での仕事が最長3年までなので、3年ごとに新しい環境で仕事をする可能性があります。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

実際に私が長年派遣で働いてきて感じたことは、新しい部署に変われば新しい人間関係の構築が必要ということ。

(正社員で働く場合でも同じことが言えますが・・・)

特に、派遣だと3年で勤務先の会社が変わる可能性があるので、新しい環境を楽しめる人の方が派遣は向いています。

派遣には無期雇用や紹介予定派遣など、何十年も同じ部署で働ける場合もあります。


ルーティーンワークがけっこう好きな人

派遣の仕事は、誰かのサポートをする仕事が多いため、事務的な業務が多くなります。そのため、ルーティーンワークが好きな人の方が向いています。

例えば、私が経験した営業事務のお仕事であれば、1日のスケジュールはだいたい決まっていて、午前中に営業さんが受発注した書類の内容を確認して他の関連部署に送ったり承認をもらったり、午後は他の部署で回覧された申請書をチェックしたりします。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

こんな感じで、1日の業務内容は他の部署との兼ね合いもあって、いつ・どのタイミングで・何を・どこに・どうやって確認するか、というルーティーンワークがメインになります。


効率的に仕事をするのが好きな人

派遣で働いて感じたことは、派遣社員は効率的に仕事をする人が多いということ。

なぜなら、派遣では業務内容が契約で決まっているため、あれこれ勝手に仕事を頼まれることもないですし、業務量がわりと一定だからです。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

実際に私も、正社員の時は業務量が多すぎて逆に効率的に働くことができなかったのですが、派遣ではある程度自分の業務量がわかり計画的に仕事ができる感じがしました。

そのため、「少しこのやり方を変えたら、もっと効率的にできるかも!」という前向きな気持ちで仕事に取り組めることが多いです。

なので、効率的に仕事をするのがけっこう好き、という人には派遣が向いています。

まとめ:派遣に向いている人、向いていない人

今回の記事、いかがでしたか?

派遣という働き方は、向き不向きはあると思います。

なので、この記事を読んでみて「私は派遣に向いているかも」と感じたら、派遣のメリットもうまく活用できると思いますので、派遣はおすすめです!


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