結婚で転職し派遣で10年働いた率直な感想・注意点も解説

派遣のメリット、デメリット
  • 派遣は、家庭と仕事を両立できるのかな・・・
  • 結婚したばかりだけど、派遣に転職して仕事を紹介してもらえるかな・・・


この記事では、このような悩み・疑問に答えていきます。

この記事で分かること
  • 結婚で転職し派遣で働くことをおすすめする理由
  • 結婚後の女性が派遣で働く際の注意点と対策



この記事を書いているのは、派遣歴10年以上のかおりです。

私は、結婚をきっかけに派遣に登録し、結果的に10年以上も派遣社員として働き続けています。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

産休・育休もいただき、子育てしながら派遣で働いています。

控えめに言っても、派遣という働き方は、子育て主婦にとって良いことが多すぎです。



そこで今回は私が、結婚して転職し派遣で働いた10年間の率直な感想、注意点をご紹介します。


【結婚して転職し派遣で働く】おすすめポイント

まずはじめは、私が感じた「結婚後に派遣で働くおすすめポイント」をご紹介します。

派遣勤務10年の中で感じた、派遣の良いところを率直に書きましたので、派遣が未経験の方にとっては「ほんとに〜!?」と思うことも多いかと思います。


では、さっそくご紹介します。

家庭と仕事のバランスがとりやすい

私はもともと正社員で働いていましたが、結婚して約半年後に転職活動をし、友人のすすめられて派遣で働き始めました。

正社員と派遣の両方の経験を比較すると、派遣は圧倒的に家庭と仕事のバランスが取りやすい、と感じました。

理由は、

  • 残業なしの職場を選べば定時で帰れる
  • 時給が高いからしっかり稼げる
  • 急な休みにも柔軟に対応してもらえる
  • 納期に余裕がありストレスが少ない

からです。

私は、派遣で育休明けに仕事復帰した際には、子供の保育園の送迎関係で勤務時間を変更したり柔軟に対応してもらえました。本当にありがたかったです。


専門スキルがなくても派遣で働ける(知らない人はけっこう多い・・・)

『派遣の事務職で働く多くの女性スタッフは、高卒・短大卒。一般的な事務職なら特別な専門スキルがなくても働ける』

これが、派遣の事務職の現実です。

ちょっと意外ですよね?

確かに、派遣でエンジニア・プログラマーなどのIT系、通訳・英文事務、などは、専門スキルがないと仕事紹介してもらえません。

ただ、派遣の事務職は、「未経験歓迎」「子育て主婦が多く活躍中」「勤務時間応相談」という求人が多いのが、事実です。

夫が転勤族でも仕事を続けられる

大手派遣会社なら全国の主要都市に支社があるので、夫が転勤した場合でも仕事を続けられる可能性があります。

正社員の場合は、夫と同じタイミングで妻も転勤できるケースは少ないですよね。

また、直接雇用のパートなどで働く場合は、慣れない土地でゼロからの職探しになるので想像以上に大変です。

でも、派遣であれば転勤先でも

  • 電話だけで仕事紹介してもらえる
  • 専門のコーディネータに相談もできる

ので、効率よく仕事探しができます(^^)


あなたの旦那さんが転勤族の場合は、こちらの記事(私の体験談)が参考になると思います。


産休・育休が取得しやすい

大手派遣会社では法律の条件を満たせば、派遣でも産休・育休をとることができます。

私は妊活中に派遣で働き始めましたが、とても働きやすかったので産休・育休のあとも、派遣で仕事復帰しました。

リアルな話をすると、育休中に振り込まれる手当金は、働いていた時の5〜7割にもなるので制度はしっかり使用したほうが得です。

派遣で産休・育休を取得する方法やコツについては、こちら↓の記事で詳しく解説しています



【結婚して転職し派遣で働く】注意点と対策

次に、結婚して派遣で働く際の、注意点を3つご紹介します。

※2020年4月からは働き方改革「同一労働同一賃金」がスタート予定で派遣社員も対象ですので、デメリットが少なくなるかもしれません。

契約が更新されない場合もある

派遣といえば、契約が更新されない=雇用が不安定、であることは確かです。

なぜなら、派遣社員の多くは『登録型派遣』だからです。

『登録型派遣』は、3ヶ月ごとに派遣先と派遣スタッフの両者に対して「今後も勤務するかどうか」を確認しながら、勤務を継続していく働き方です。

かおり(派遣歴10年以上)
かおり(派遣歴10年以上)

ただ、派遣先が大手企業の場合は、3ヶ月ごとの契約更新は形式的なものであって、長期で安定して働ける場合がほとんどです。

なので、派遣先はできるだけ大手を狙ったほうが良いです。


実際に、私の勤めていた大手メーカーでは、40名近い派遣社員がいましたが、派遣先から契約更新を断られたスタッフがほぼ皆無(聞いたことがない)でした。

むしろ、派遣スタッフの方が「この仕事は私に合わない」と最初の3ヶ月で見切りをつけて契約更新をしないケースはたまにありました。



時給制なので毎月の収入が安定しない

派遣の仕事は、時給制です。

なので、毎月働いた日数や時間によって給与額が変わります。

特に、祝日が多い月や会社の指定休日(例:ゴールデンウイーク・お盆休み・年末年始など)がある月は給与額が数万円以上減ってしまうのがデメリットです。

対策としては、

  • 年間の労働日数を12ヶ月で割っておおよその毎月の収入平均を知ること
  • 事前に毎月の予定収入額をざっくりと把握して、毎月の収支を決める

です。


同じ部署での仕事は最長3年まで

派遣法では通称3年ルールというものがあります。

同じ部署での仕事は最長で3年、というものですが、同じ部署でずっと働きたい人にとってはデメリットです。

ただ、いくつか例外があり、同じ企業でずっと働ける場合もあります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。


実際に派遣で働くまでのステップは?

派遣社員として働くまでのステップは主に6つあります。

採用の決定は、早ければ派遣登録から10日前後ということもあります。

派遣登録〜採用決定までの流れ

1. 簡単web登録(2分程度で完了)
2. 派遣会社の登録会に参加
3. お仕事紹介スタート!
4. 応募
5. 職場見学
6. 採用決定

※各派遣会社で多少違いはありますが、基本的には同じような内容になります。

派遣先で就業がスタートするのは平均して2週間〜1ヶ月先になる場合が多いです。
(契約締結・就業準備などがあるため)


まとめ:結婚後に転職しても派遣なら家庭との両立がしやすい

今回の記事、いかがでしたか?

私は結婚後に激務の正社員を退職し『よし、他の企業に転職だ!』と鼻息荒く10社以上に応募しましたが、不採用の嵐でした。

正社員での転職が全くうまくいかず『誰にも必要とされていない』・・・と落ち込む私に親友が教えてくれたのが、派遣という働き方でした。(軽い気持ちで派遣をはじめました)


これまで子育てしながら派遣で10年以上働いていますが、派遣でなければ家庭との両立は無理だったな、と率直に思います。

こちらの記事では、私が実際に結婚後に利用したおすすめの派遣会社だけをご紹介しています。

ぜひ、読み進めてみてください。


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